はじめまして!紅茶時間をたいせつに、ちょうどいいシンプルな暮らしをめざしているユキコです。
ブログ「 ゆとりあるシンプルな暮らし」では、大好きな無印良品やAfternoon Tea LIVINGのモノ、ざっくり収納や掃除などの暮らしの工夫と、時間の使い方や子育てで感じたことなどを綴っています。
私のブログでもよく読まれている人気洗剤の「オキシクリーン」記事。
今回は、2年ほどオキシクリーンを愛用した私の使い方とコツをまとめてみたいと思います。
オキシクリーンとは
オキシクリーンとは、酸素系漂白剤の1つです。
私が愛用しているオキシクリーンはアメリカ製で青い粒の洗浄成分がプラスされていて、頑固な汚れをすっきり落とすと謳われています。
酸素パワーで強力分解して、消臭効果がある。
色柄物にも安心で、ツンとしたにおいなし、とのこと。
普段の水拭きや洗剤では落ちない汚れをおまかせできる頼もしい洗剤なのです!
用途や汚れによって、オキシクリーンの量を加減しつつ(パッケージ裏に記載あり)効果を発揮する40~60度で溶かして使う、という使い方をします。
オキシクリーンに漬け込むことを、SNSなどではオキシ漬けとも言われていますよ。
パッケージには日本語表示のシールが貼ってます。
「水3.8Lに対しスプーン1杯」とのこと。
これを参考に汚れ具合で加減してオキシクリーンを溶かしています。詳しい表示は、英語表記ですが図でわかりやすく書いています。
まずは、私がオキシクリーンを家の中でどう使っているのか見てみましょう。
キッチンシンクをつかったオキシクリーン漬け
鍋の汚れや茶渋などの調理器具や食器の汚れ、なかなか落ちないですよね。
毎回拭きあげたり洗ったり、きれいにしているつもりでも気になるもの。
こんな時には、オキシクリーンが大活躍!
鍋やケトル、ガス台の五徳、カップの茶渋など汚れや漂白したいものを一気に片づけたい時には、シンクに20分以上経ったら、すすいで終了です。
くすんでいたステンレスも輝いて、汚れもすっきり。当然、漬け込んでいたシンクもきれいになります。
長年の汚れは取れないことも。そんな時は何度も漬け込むたびにきれいになっていきます。
シンクにお湯を貯めるにはどうしたらいいの?・・・秘密兵器があります!
シンクの排水溝には専用のカバーをはめれば、水を貯めることができますよ。
重宝しています。
*専用のカバーがなくても、使っていないお皿をビニール袋に入れて、シンクの排水溝を塞ぐこともできます
シンクで一気にオキシクリーン漬けをするメリットは、
✔大物もきれいにすることができる(グリルの魚焼き器や大鍋など)
✔一気にきれいにすることができる
✔シンク自体もきれいにすることができる
シンクからお湯があふれないように気を付けることと、シンクに漬け込んでいる間はシンクが使えないので注意が必要です。
大鍋をつかったオキシクリーン漬け
少しだけきれいにしたい、そんなに汚れがあるわけではない、大掛かりにしたくない、なんて時に使えるとっておきの方法があります。
それは、大鍋にオキシクリーン溶液いれてそのまま漬け込み
バケツなどに漬け込むのもいいですが、せっかくなら少しの量でお得にきれいになったら嬉しいですよね。
キッチンシンクを塞ぐ手間もないので、最近では大鍋を使ったオキシクリーン漬けが私の定番です。
大鍋にオキシクリーン溶液を作って加熱して、40~60度に加熱します。
その後、オキシクリーン漬けをしたいものの中から、比較的汚れが少ないものを漬け込みます。
20分したら、新しくオキシクリーン漬けしたいものに入れ替えます。
温度が下がっているようでしたら、40~60度に再加熱します。
1回目のオキシクリーン漬けしたものは取り出した後、洗って終了です。
最後に、1番汚れがひどい五徳を漬け込むのがいいようです。
そして、頑固な汚れは数回漬け込むのもおすすめです。
この方法のメリットは・・・
✔オキシクリーンの使用量を抑えられる
✔お湯が冷めたら、効果の高い温度へ再加熱することができる
✔シンクが空いているので、終わったものから片づけることができる
大鍋1つでオキシクリーン漬けのデメリットは、鍋に入らない大きさはできないことですね。
オキシクリーンで、タオルや服の黄ばみ・シミを漂白
布ものは、汚れがついていなくても度重なる洗濯で黄ばみが気になってきますよね。普段の洗濯では落としきれない皮脂汚れが原因だそう。
そんな時もオキシクリーンをお湯40~60℃に20分以上漬け込みます。
時間をおいてすすいでも、洗濯機に入れて他の衣服と一緒に洗剤で洗っても大丈夫。
タオルや服の黄ばみを漂白してくれます。
もちろん、シミも漂白してくれます。
黄ばみやシミの状態によって、パッケージ裏の量を加減して、漬け込み時間を長めにしたりするのがおすすめです。
色柄も大丈夫な酸素系漂白剤ですが、色落ちしやすいものもあるので、目立たないところで試してみることが大事です。
オキシクリーンで、スニーカーを丸洗い!
夏に活躍したキャンバス地のスニーカー、白だとどうしても汚れが目立ちますよね。
これも、オキシクリーン漬けがおすすめ。
1.お湯40~60度にオキシクリーン適量を入れ、(私は泡だて器で)よく混ぜる。
2.私は20分~6時間漬け込みます。(汚れ具合やオキシクリーンの濃度で加減を)
3.汚れが取れていない部分は、ブラシできれいにしてからすすぎます。
*最初に、色柄ものは色落ち等がないか自己責任でよく確認しましょう。
この方法のメリットは・・・
✔オキシ漬けした方がブラシの使用時間が少なくなる→傷みが最小限で済む
✔スニーカーのヒモも気持ちいいくらいきれいになる
✔靴の中も漂白効果が期待できる
オキシクリーンとブラシを使って玄関タイルをピカピカに!
玄関は、外からの出入りで靴に付いた土や汚れが集まってくる場所です。玄関扉を開閉するたびに、ほこりも入ってきます。玄関タイルの汚れ、よく見ると気になりませんか。
拭き掃除もいいけれど、もしも水を使える環境ならばオキシクリーンで掃除をするのもおすすめ。
お湯または、バケツにオキシクリーンをお湯に溶かして、玄関タイルへ流してブラシするのもいい。
塩素系漂白剤ではないので強いにおいもありません。
きれいになったら水で洗剤を洗い流します。
洗剤だけでは取り切れない、汚れから家の香りまでなかったことに。
拭き掃除もいいけれど、オキシクリーンで玄関を掃除するメリットは・・・
✔しっかりと洗い流せる
✔普通の洗剤よりも汚れもにおいもすっきりする(ペット臭に効果的)
玄関外までオキシクリーン溶液が流れても大丈夫なのかあらかじめ確認しましょう。
オキシクリーンで、タイルカーペット掃除
カーペットの掃除はどうしていますか。
汚すたびに、部分的にきれいにしていても気が付けばかなりの汚れになっていませんか?
そんな時にもオキシクリーンは力を発揮してくれます!
汚れとにおいが気になったタイルカーペットも、お湯ペット臭まですっきり!
オキシクリーン溶液を作って掃除するのがよさそうですね。
お湯40~60度にオキシクリーンを入れてよくかき混ぜてから、カーペットに掛けてブラッシング。少し置いて洗い流すのが正しいやり方。お好みで。
カーペットをオキシクリーンできれいにするメリットは・・・
✔汚れをすっきりと洗い流せる
✔臭いの元を洗い流したので防臭効果もあり
洗ったら、お風呂の淵にかけて水分をきってから日陰で干して乾かします。
私は、一度に全部洗わずに2~3枚ずつ洗って干してを繰り返しています。気が楽です!
オキシクリーンでトイレブラシのカビ対策!
トイレを掃除しても、トイレブラシはなかなか掃除しないのでカビの温床になっていませんか?これも、オキシクリーンで解決!
オキシクリーン溶液を、トイレブラシ受けにいれて漂白を定期的にしています。トイレブラシを漬け込みましょう
きれいになったトイレブラシなら、汚れも落ちやすくなるのでトイレ掃除も気持ちよく掃除ができますよ。
量も少ないので、他のオキシクリーン掃除をする際に作った溶液で「ついで漂白」がおすすめです。
オキシクリーンが利用できない素材
キッチンやリビングトイレ掃除など家中活躍するオキシクリーンですが、ウール・ウール混・シルク・シルク混・革製品・金属。他にもドライクリーニングのみと表示された服・宝石・ラテックスのペイントがあるもの・編んだカゴ・塗装のない木枝・麻・チーク材・仕上げ木材などの素材にオキシクリーンは使用してはいけないので注意しましょう。
どんな素材が使用できるかは、使用時前に確認することが大切です。
こちらは、換気扇の部品の塗装が剥げてしまった画像です。
オキシクリーンに漬ける前に、スポンジでこすって塗装が取れました。
くじけず、オキシクリーンに漬け込んだら、目も当てられないことに!
オキシクリーンの濃度にもよるとは思いますが、元々強くこするだけで色落ち、塗装落ちするものはオキシクリーンに漬け込むことは厳禁のようです。
以前のお風呂のフタです。
浴槽内でオキシクリーン漬けしたら、グレー色の部分がまだらに色落ちしました。
プラスチックの硬度が弱そうな部分(欠けやすい・もろい所)は避けた方がよさそうです。
オキシクリーンが利用できるかどうか判断付かない場合には、試しに見えないようなところで確認してから、全体を漂白しましょう。
オキシクリーンの種類
オキシクリーンといえば、大容量の紙ケースの容器を思い出します。(左)
私もオキシクリーンデビューはこのジャンボサイズです。
洗濯などで毎日使うならいいけれど、月に数回使う分には、断然、プラスチックケースに入ったものをオススメしたいと思います。(右)
なぜなら、オキシクリーンの使用期限は2年だから。
購入から2年を目安に使い切ってください。
オキシクリーンは粉末の状態でも酸素を放出していますので、徐々に漂白力が低下していきます。
もちろん、ジャンボサイズのオキシクリーンを2年で使い切れるならどちらでも問題はありません。
ただ、1年過ぎると、粉が固まりだし、崩すのが大変になってきます。
プラスチックケースなら湿気もある程度寄せ付けないというのも嬉しいところ。
また、移し替えて「見栄えよくおしゃれ」もいいですが、出しっぱなしでなければパッケージのまま保管するのもおすすめ。
パッケージには、用途別の使用量など詳しく書かれているので、自分も家族も確認できて使いやすいと思います。
最近は、オキシクリーンの種類も増えてきました。
消臭、香料なし、漂白効果アップなどなど。使用目的や好みで使い分けもいいですね!
塩素系漂白剤との使い分け
一般的に漂白剤は、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤に分けられます。
塩素系漂白剤は、液体とツンとしたにおい、手に付いた時の皮膚が溶ける感触が苦手です。
使わないでそのまま長期保存すると、ツンとした香りはなくなり効果も半減してしまいます。
それより即効性は劣るけれど、酸素系漂白剤は色柄はそのままに漂白してくれるところが嬉しい。
粉をお湯に溶かす手間はあるけれど、皮膚には優しくにおいもきつくありません。
それでも、今は便利な塩素系漂白剤の泡スプレータイプもあり、私も重宝しています。
その時の気分で使い分けしています。
まとめ
私のオキシクリーン掃除の楽しみ方でした。
オキシクリーンは、普段の掃除をイベントに格上げしてくれる高揚感がまたいいんです。環境への負荷が少なめの漂白剤を使いたい、いつもよりきれいにしたい、汚れを完全リセットしたい方におすすめです。
オキシクリーンで、ラク家事を楽しみましょう!
この記事を寄稿していただいたユキコさんのブログです。