こんにちは!現在同棲中で1〜2年以内の入籍を予定しております、フリーWEBライターの碧弥と申します。
当方、「どうも、あおやんです。三十路独女の全力雑記」という雑記ブログを運営しているのですが、今回はご縁あってこちらのサイト様に記事を寄稿させて頂くこととなりました。
今記事のテーマは「同棲中や新婚家庭の節約と貯金」についてです。
主に同棲カップルや新婚夫婦など2人暮らしの家庭に、私がオススメしている貯金方法や節約テクニックを紹介していきます。
「近々結婚を予定しているけど、お互いの収入が少なくて貯金が難しい現実……。」
「新婚で毎日幸せだけど、お金が無いのだけがネックです。簡単に続けられる節約方法は無いかな?」
……と言ったお悩みを持つ人は必見です。
[:contents]同棲中や結婚当初の時期は貯金のチャンス!
同棲中や結婚したてで子供がまだいない時期こそ、貯金をする大チャンスです。
ちなみに、最近の新婚夫婦の平均貯金額は夫婦合わせて約1,000万円程度と言われています。
独身時代にお互いに500万ほど貯金をしてからの結婚がベストとなる訳ですね。
(あくまで目安であり、年齢や環境などで異なりますが…)
また、同棲中から貯金を始めて、お互いが目安としている金額まで貯まってから結婚したという夫婦も多いです。
挙式や新婚旅行をどうするか、どんな家に住むか、子供は何人欲しいかなどによっても変わってきますので、事前によく話し合って目標の貯金額を決めておくのが最初のステップになります。
同棲カップル・新婚夫婦が節約で気を付けたいポイントは?
ここでは、節約で心がけたいポイント、やってはいけないNGポイントなどを項目に分けてお話していきますね。
単身の頃より出費はどんどん増えていく事を頭に入れておく
すでに同居を始めているカップルや新婚夫婦の皆様ならご存知の通り、一人暮らししていた頃よりは出費がどうしても増えてしまいます。
まず部屋の数が増えるので、必然的に家賃は上がりますよね。
そして食費・光熱費・水道代なども2人分ですから2倍です。
さらに、いずれは子供を作る事を考えているのであれば、子供の養育費という莫大な出費がプラスされるでしょう。
人によってはまだまだ先の話と思うかもしれませんが、いずれやってくるお互いの両親の介護についても無視はできない問題です。
ちなみに、同棲・新婚カップルの1ヶ月の生活費は、平均して22万円になるそうです。
参考までに我が家の場合ですと、家賃・駐車場代・光熱費・食費・消耗品代だけで18万円ほど。
ここに各々の保険料や携帯代などをプラスすると、う〜ん…おそらく22万円は超えちゃいます(笑)
もう少し節制しなくちゃいけませんね。
外食をしすぎないようにする
上記で述べた通り、単身を卒業してからの出費というのはキリがありません。
結婚、子作り、子育て、両親の介護、自分達の老後と、これからは何かにつけてお金が出ていく事となります。
なのでとにかく余計な出費は極力減らしていきたいところ。
その最たるものが「食費」ですね。
特別な日、記念日、たまの休日など、息抜きに2人でディナーへ行くのは良い事ですが、これも度が過ぎてしまわないように注意が必要です。
我が家では記念日や誕生日などに手作りケーキを作ったり、スーパーのオードブル盛り合わせを買ってお祝いすることもあるのですが、逆に新鮮で良いですよ。
半同棲状態はやめた方が良い
付き合い始めた当初は、私がパートナーの仕事休みや仕事終わりの度に、彼の家に入り浸るというような形が出来上がっていたのですが……。
よくよく考えると、こういう付き合い方って無駄な出費だらけなんですよね。
- 片方の家賃と光熱費
- お互いに外食派だったので食費が余分にかかる
- 相手の家へ行く時の交通費
そもそも2人で同じ部屋にいる事が苦痛で無く、お互いそこまで家の距離が遠いのでもないのですから、さっさと一緒に住んだ方がお得だった訳です。
初期費用はかかってしまうとしても、早めに2人で1つの部屋を借り上げてしまう方が長い目で見ればお得です。
2DK程度であれば単身用賃貸とそう変わらない家賃のところも多いですし、2人で割って支払うと考えると、大幅に家賃が節約できます。
私も1人暮らしの頃は料理が苦手で外食ばかりしていたのですが……。
パートナーと一緒に住むようになってからは、やはり相手がある事なので気を遣う事も増え、自然と自炊にも身が入るようになりましたね。
手軽かつ節約できる自炊メニューについてですが、私のオススメはやはり「焼飯系」ですね。
チャーハン・ピラフ・ジャンパラヤ・そば飯など、意外とバリエーション豊富で、入れる具材も卵・ベーコン・肉類・魚介類などなにかと好相性。
我が家の場合、毎週土日の昼食を焼飯で統一しています。
ずっとそれだと飽きてしまうので、少々アレンジも加えつつですね。
2人だと余りがちな冷凍ご飯を使い切れる事もあり、重宝するメニューです。
電気付けっ放し、水出しっぱなしなどはNG
単身の頃はそう意識していなかったかもしれませんが、今後は家族を作っていくわけですから今とは比較にならないほどの出費が必要になってきます。
ちょっとした事であっても節約に繋がる行動を心がけ、光熱費にしても無駄な使い方は極力減らしましょう。
特に以下のような行動には気をつけたいですね。
- テレビや電気を付けたまま寝てしまう、または外出するなど
- エアコンの付けっぱなし
- 洗い物の時の水出しっぱなし
- 不要なコンセントを差したままにしている
- お風呂を2人共シャワーのみで済ましている
我が家は上記の内容を紙に書いて、冷蔵庫など目につく場所に貼っています。
そのおかげで忘れないように意識することができるので、より効果的に節約できるようになりました。
ルールを多く設定しすぎない
節約・貯金は同棲・新婚カップルにおいて大切な事ですが、あまりにルールを設定しすぎてストレスが溜まり、お互いの関係が悪くなってしまったら元も子もありません。
節約・貯金はお互いが各々で心がけていく意識が何よりも大切なので、相手にルールを強く押し付けてしまわないように注意。
たとえば我が家の場合ですと、生活費の出費が少ない私が「貯金担当」になっていますね。
このように役割をある程度決めておくのもオススメです。
勢いで余計なものを買わない(無駄使いをしない)
家族2人だけでお金に余裕がある時期って、何かと勢いで余計なものを買っちゃいがちですよね……。
たまであれば仕方ないかもしれませんが、それが頻繁にあるようなら改める事をオススメします。
2人でショッピングデートをする事があっても、2人の生活において本当に必要なものなのかどうかよく考えた上で買い物をしましょう。
同棲カップル・新婚夫婦にオススメの節約&貯金テクニック
お次は、簡単にトライできる節約&貯金のテクニックを項目に分けて具体的に説明していきますね。
共同の通帳を作る
将来に向けて貯金をしていくなら、欠かせないのが「共同通帳」。
特に同棲中であれば、通帳は各々で自分の分しか持っていないというカップルは多いのでは。
共同の通帳がある事で、お互いに現在の貯金額を把握しておけたり、1人だとなぁなぁになってしまいがちな貯金により精が出るというメリットもあります。
また、共同通帳を作る時は事前に以下の項目について話し合って決めておきましょう。
そして決めたルールはメモしておくと、時間が経っても忘れないのでオススメです。
- 結婚資金や子供用など、貯金の目標
- 口座にお金を入れに行く時はどちらが行くか(または2人で行くか)
- 月に貯金する最低金額
- 通帳や印鑑の保管場所
共同の貯金も節約と同じく、無理をしない、ストレスにならない範囲で行いましょうね。
生活費の支払いルールを決めておく
家賃・光熱費・駐車場代・食費・消耗品代など、どれをどちらが払うのか、また割り勘にするのかなど、大まかなルールは決めておくと揉め事にならずに済みます。
傾向としては収入の多い方が多めに生活費を出して、出す金額の少ない方がその分家事を多めにやる、という風にしているカップルが多いように思います。(我が家もこのパターンです)
男性だからこう、女性だからこうという価値観にとらわれず、お互いの収入を把握した上で、お互いにストレスのかからない出費バランスを考えましょう。
できるだけ同じ部屋で過ごす
お互いにバラバラの部屋で過ごしているとその分電気代がかさみます。
夏場・冬場にそれぞれ別の部屋でエアコンや暖房器具を使うなんて非常にもったいない事です。
家に2人で居る時はなるべく同じ部屋で、それぞれが好きな事を自由にやる、といった雰囲気を習慣化しておけば、仲も深まりやすいですし節約にもなります。
自炊を心がけ、食材もまとめ買いしよう
2人という量は意外と作りにくく、うっかり作りすぎて残ってしまいがちですよね……。
しかし最近はネットなどのレシピサイトで同棲・新婚カップル向けのレシピも多く紹介されています。
慣れるまでは大変でしょうが、極力自炊を心がけていきましょう。
また、食材と消耗品、それぞれ安いお店を知っておくのも大切です。
ただスーパーの特売デーに振り回されるのも、安いからといって必要無いような物まで買ってしまいがちになるので良くありません。
「余計なものは買わない」というのを常に頭に置いて買い物をしましょう。
無駄買いを無くす為には数日に一度のまとめ買いが良いと言われています。
我が家は冷蔵庫が小さいので、3日分くらいの夕食レシピを3日に一回まとめ買いするような感じにしています。
冷蔵庫がパンパンにならないので、ちょうど良いですよ。
また、買った物のレシートは必ず保管し、できれば家計簿をつける習慣をつけておくとベストです。
外出デートを減らす
カップル時代や新婚さんというのはまだまだデートを楽しみたい時期ですが、デートというのはどうしても出費がかさんでしまいます。
お弁当を作ってちょっと大きな公園に遊びに行ったり、あちこちドライブへ行くなどお金のかからないデートもありますから、2人で色々試してみてはいかがでしょう。
私たちの場合はお互いの趣味がゲームなのもあって、休みの日は部屋で一緒にゲームをしているだけという事も多いのですが、これはこれで楽しいですよ。
家でできる、お相手との共通の趣味を持っておくと便利ですね。
生活リズムを合わせる
パートナーとの生活リズムがバラバラだと、電気を使うタイミングもバラバラになります。
たとえば相手が仕事上夜型生活なのであれば日中は部屋で過ごす事になりますので、起きている時間はその分多めに電気を使うようになるでしょう。
とは言え勤務時間が絡んでくる問題なので、どうしても生活リズムを合わせるのが難しいというカップルも居ると思います。
まったく同じにするのは難しいかもしれませんが、可能な限り近づけられるようにしたいですね。
光熱費の節約ポイントをお互いが知り普段から心がけておく
ここまで読んでくださった人はなんとなくお分かりかと思いますが、光熱費の節約ポイントって実は以下の様に色々工夫できるところがあるんですよ。
- 都市ガスに変えられそうなら変える
- 洗い物の時に水を出しすぎない
- できればお風呂は2人で入る、もしくは時間を空けすぎない(追い炊きを控える)
- エアコンの設定温度の下げ過ぎ、上げ過ぎに注意
- テレビを明るくし過ぎない
- 調理のガス火をなるべく中火以下にする
そして同棲・新婚家庭の光熱費の節約で何より大切なのは「お互いが節約を心がける」という事。
たとえば、いくら彼女側が頑張って節約していても、彼氏側がエアコンをガンガン付けちゃうようなタイプだったらまさに骨折り損というものです。
余裕があればやっておこう!上級者向け節約&貯金テクニック
ここでは、ちょっと手間はかかってしまうものの、高い効果が期待できる節約&貯金テクニックを説明していきます。
スマホ代やネット回線代を安くする(プランの見直しなど)
結婚して正式に家族になれば、スマホなどの携帯代は「家族割引」というサービスが適用されます。
ドコモとソフトバンクなど、カップル時代は別々のキャリアを使ってましたという夫婦は、ぜひこの機会に携帯キャリアを同じ会社にしてみてください。
さらにネット回線も携帯キャリアと同じ会社を利用することで、月々の通信費がかなり節約できるようになります。
また時々スマホキャリアのマイページなどを確認し、余計なサービスに課金していないかチェックし、いらないものは解約しておきましょう。
たとえば新しいスマホを契約した時に、初月無料キャンペーンで加入したサービスを解約し忘れていて、気付いたら月々500円取られていた、なんてケースは多いです。
通信費の節約ならこちらの記事がおすすめです。
保険の見直しをしてみる
独身時代と同じ保険を使っている新婚夫婦は、一度お互いの保険を見直してみましょう。
生命保険には「医療保険の特約」という家族割引によって、「夫の6割の費用で妻は夫と同じ保険を受けることができる」という内容のものもあります。
もう一つ、夫婦どちらかがゴールド免許を持っていれば、自動車保険も安くできます。
割引の適用日や割引の可否、割引金額などは自動車保険の会社によって変わってくるので、この機会に夫婦で保険会社を変更した方が安くなるケースもあります。
先ほどお話しした「スマホの家族割引」も含め、私たちも入籍後はぜひとも取り入れていきたいと思っている、超お得情報です。
家賃が高すぎる部屋であれば引っ越すのも一つの方法
現在の家賃を2人で割ったとして、単身用賃貸を軽々と超えるような高い家賃の部屋に住んでいるようであれば、もう少し安いお部屋に引っ越すのもアリではないでしょうか。
一般的な目安としては、家賃は手取り収入の30%以内の部屋に住むのが一番苦労せず生活していけると言われています。
たとえば男性側の手取り収入が25万で、共働きとしたらもう少し余裕が出ますから、8〜10万円あたりの家賃で十分貯金が可能になるでしょう。
ちなみにカップル・新婚さんにオススメの間取りは1LDKだそうです。
荷物が多い2人なら2DKでも良さそうですね。
今使っている消耗品や、化粧品などを見直す
今使っているちょっとした消耗品も、ネットでまとめ買いしたり、100円ショップを利用することでお得に買えるかもしれません。
男性は男性、女性は女性で必要な消耗品が変わってきますので、一度2人で生活に必要な消耗品リストを作ってみてください。
紙に書き出すことで必要なものや不要なもの、また安く買えるものやまとめ買いできそうなものをチェックしやすくなります。
あとは、女性の方向けになりますが化粧品。
化粧品はこだわればこだわるほどコストも上がりがちになるものです。
自分の肌質に合っている化粧品を、最も安く買うならどうすれば良いか?ということを念頭に置いて、一度手持ちの化粧品を見直してみましょう。
私はアレルギー持ちなので化粧品の成分には注意しないといけないのですが、「無印良品」などリーズナブルなブランドで十分対応できています。
月々に使っている化粧品代は約3,000〜5,000円くらいでしょうか。
なので「どんな成分のものでも使えるよ!」という人であれば、もっと低コストでスキンケアグッズを揃える事ができると思います。
同棲・新婚カップルの貯金と節約まとめ
大切な恋人・伴侶との2人っきりの生活というのは、まるで毎日がデートみたいで楽しいですよね!
だからこそ節約や貯金も、あまりに徹底し過ぎて2人の仲がギスギスしてしまうような事がないように。
ストレス無く、無理をせずを心がけて、「貯金」も「幸せな家庭」も作っていきましょうね。
今回、記事を寄稿いただいた「あおやん」さんのブログです。